銀座【帯4136】日本工芸会正会員 小倉淳史作 縮緬地 染名古屋帯 (落款入 松屋扱い)
銀座【帯4136】日本工芸会正会員 小倉淳史作 縮緬地 染名古屋帯 (落款入 松屋扱い)
灰青色が近いでしょうか、微かな青みを含んだ淡いグレイの縮緬地に、仙斎茶や黒などシックな彩りをのせた辻ヶ花が描かれた名古屋帯です。こちらは父・建亮さんから引き継いだ技術を基に、更なる辻が花の美を追究なさる日本工芸会正会員・小倉淳史さんの作。辻ヶ花の本質を捉えた古典美がモダンな構図と現代的な色遣いで表現されており、小倉さんらしい洗練された世界をお楽しみいただけるお品ですね。絞りによる淡彩の滲みの美しさ、精緻な筆の繊細さ、全く異なる二つの表現が溶け合うことで生まれる優美な景色が、小紋や紬などの装いを気品豊かに引き立ててくれることと思います。高い技術を持つ作り手ならではの確かな仕事が光る一点、上質な辻ヶ花をお探しの方、ぜひこの機会にご覧くださいませ。