銀座【帯4160】青戸柚美江作 木綿地 藍絣 名古屋帯 (畳紙付)

銀座【帯4160】青戸柚美江作 木綿地 藍絣 名古屋帯 (畳紙付)

古くから木綿絣の産地として知られる山陰地方。弓浜や倉吉、広瀬などの絵絣は広く知られていますね。中でもとりわけ個性豊かなものづくりで注目される方が「出雲織」の青戸柚美江さん。鳥取県安来市にて伝統的な技術を基本としながら、木綿に限らず絹や天蚕、蓮糸など様々な素材を用い、手紡ぎの糸を草木や本藍で染め、手機にて織り上げた力強い着物や帯を世に出しておいでです。今回のご紹介は風合い良い薄手の木綿地に大胆な絣模様を表現した名古屋帯。本藍染による深い藍色と明るい藍色、そして白の三色で、経緯絣の複雑な幾何文を表現しています。小さな十字絣を間においた山道のような力強いかたちは、白の経緯絣による小さな四角形が縁取りのように添えられており、きりりと効かせた白が二色の藍のコントラストをより鮮やかに引き立てていますね。素朴な藍絣を最先端のモダンへと押し上げるこの方の類い希な力量を存分にお楽しみいただけることと思います。綿を育てるところから始まる青戸さんの木綿絣は出雲織の原点。人の手が惜しみ無くかけられた贅沢なお品のみが持つ奥深い美しさを、どうぞご覧くださいませ。西武百貨店さんの扱いです。