銀座【帯4187】日本工芸会正会員 小倉淳史作 塩瀬地 染名古屋帯 (落款入)
銀座【帯4187】日本工芸会正会員 小倉淳史作 塩瀬地 染名古屋帯 (落款入)
深い黒色の塩瀬地に灰青から象牙色への仄かな暈かしをのせた円い窓を置き、柔らかなピンクや金銀彩で染めた桜の花弁を配した染名古屋帯です。こちらは父・建亮さんから引き継いだ技術を基に、更なる辻が花の美を追究なさる日本工芸会正会員・小倉淳史さんの作品。ぼんやりと霞む月に照らされながらはらはらと散ってゆく桜の花、見る方の心に儚くも美しい春景色を想起させる、風情あふれるお品ですね。シンプルな構図ながら、高い技術と丁寧な仕事から生まれる繊細な表現や確かな存在感は、やはりこの方ならではのもの。季節を彩る優美な一点、紬や小紋の装いにいかがでしょう。