銀座【着物3396】西陣 山口美術織物製 付下げ 鳥の子色 松竹梅に桜の図 (落款入)
桜楓の地紋が微かに浮かぶ鳥の子色の地に、幾重にも重ねた雪輪のような場を取り、淡い深川鼠色を背景に象牙色の桜を散りばめた春らしい付下げです。赭色や灰青、藍鼠などのさし色と共に松竹梅がさらりと重ねられており、淡彩の柔らかな景色の程良いアクセントとなっていますね。こちらは西陣の名門・山口美術織物さんの作でモチーフは全て繊細な織りで表現されています。染めとはまた異なる、絹糸そのものの豊かな光沢を生かした上品な華やぎが、着る人を気品豊かに引き立ててくれることと思います。春のお出かけやお呼ばれにいかがでしょうか。