銀座【着物3416】草紫堂製 南部絞紫根染 着物 

銀座【着物3416】草紫堂製 南部絞紫根染 着物 

古くから南部地方に伝わる茜染めと紫根染めを守り続ける盛岡の工房・草紫堂さんの着物です。こちらの紫根染は熟練の技術を持つ市内近辺在住の女性が一つ一つ時間をかけて手で絞り、染料としてとりわけ稀少性の高い紫草の根を用いて繰り返し染められます。手のかかる入念な仕事を積み重ね、更に仕上げの後に数年寝かせることでようやく目にすることのできる紫根の色はやはり特別なもの。穏やかな華を備えた上品な女性らしさに、どなたも魅せられることと思います。今回のご紹介は花火のように一目の絞りが配された可愛らしい意匠のお品。紫根の色の面積が比較的大きいお柄ですが、やや枯れた味のある独特の美しいお色目、そして全体に細やかに散らされた小さな絞りの滲みが印象を程よく和らげ、どなたにもすっと馴染んでくれそうですね。幾何文のお品とはまた雰囲気の異なる柔らかな表情の一枚、心癒される優しい景色をぜひご覧くださいませ。