銀座【帯4236】立花長子作 型絵染 名古屋帯 (反端付)

銀座【帯4236】立花長子作 型絵染 名古屋帯 (反端付)

練色が近いでしょうか、僅かに黄みを含んだオフホワイトの縮緬地に、紫陽花の花に遊ぶ大小様々な蝶たちが朗らかに表現された型絵染の名古屋帯です。たれ先には薄縹色、花には浅縹から青藍への藍濃淡を主調に、紅海老茶や鴇色、辛子など様々な彩りを華やかに散りばめたお品、生命力あふれる季節のひとこまが見事に切り取られていますね。こちらは芹澤けい介さんに師事、のちに国展を中心に活躍なさった立花長子さんの作。白洲正子さんに愛された染色家のひとりとしても良く知られる方であり、様々な蝶を図案化した魅力的な作品は、白洲さんご自身の着物や帯にも数多く遺されていますね。一流の作家作品らしい個性と存在感を備えながらも、どなたにも気負い無く着こなして頂けそうな親しみ易さがうれしい一枚、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。