銀座【帯4321】澤田麻衣子作 夏紬地 型絵染 名古屋帯「カンパニュラ」(余り布付)

銀座【帯4321】澤田麻衣子作 夏紬地 型絵染 名古屋帯「カンパニュラ」(余り布付)

練色の夏紬地に本紫や青紫など鮮やかな紫の濃淡、鶸萌黄や草色など瑞々しい緑の濃淡を用いてカンパニュラのモチーフがきりりと染め上げられた型絵染めの名古屋帯です。五月から七月に花開くカンパニュラ、その名は小さな鐘の意を持ち、風鈴を思わせる愛らしい花のかたちから日本では風鈴草とも呼ばれています。可憐な姿ながら夏の花らしい生命力を感じさせる朗らかな景色は、周りのひとにも元気を運んでくれそうですね。こちらは型絵染作家・澤田麻衣子さんの作。和染紅型で知られる京都の栗山工房で長年仕事を続けてこられ、現在はご自身の工房にて型絵染めならではの心弾む作品を制作、研究会員として在籍する日本工芸会でも美しい作品を発表なさっています。ビタミンカラーを思わせる楽しい彩りを、たれ先に配された薄萌黄色が爽やかに引き締めるお品、さっくりとした生紬風の薄手の紬を染め下地に用いていますので、気温の上がる袷の終わり頃から単衣や薄ものを中心にお使い頂けそうです。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。