銀座【帯4334】紗刺し 夏袋帯 黒色 華文

銀座【帯4334】紗刺し 夏袋帯 黒色 華文

黒色に様々な彩りや金糸をふんだんに用いて、唐花文を中心とする華麗な装飾文様が表現された紗刺しの夏袋帯です。紗は経緯の織目に捩り織りによるごく小さな隙間が生じますが、均等に並ぶこの隙間を升目にひと針ひと針丹念に掬い上げて糸を埋めていく技法が紗刺し。絽刺しと比較しますと台の織目も糸もより繊細な印象ですね。撚りの掛からない極細の糸を丹念に重ねることで生まれた輝くような絹の光沢が印象的なお品、ひと色抑えたシックな彩りが複雑に調和する美しい景色には、ペルシャ絨毯のような重厚な華を感じます。明代の頃からの高度な技術が引き継がれている中国ならではの繊細な仕事が光る贅沢な一点、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。