銀座【着物3499】清染居製 小紋 薄鈍色 抽象文 (落款入)

銀座【着物3499】清染居製 小紋 薄鈍色 抽象文 (落款入)

薄鈍色と絹鼠色のほんのりとした暈しの間を縫って、秘色色や彩度をやや落とした江戸茶色、明度を上げた黄海松茶色を緩やかな曲線のかたちで走らせたモダンな小紋です。大胆な構成のようですが、色遣いの柔らかさに加え、ほんのりとした絹鼠色を挟むことでコントラストを和らげた表現がとても上品な趣きを見せるお品、意外にもお召しになる方や年齢を選ばず、さらりと着こなして頂けそうですね。こちらは友禅の人間国宝に認定された故 上野為二さんの優美な作風を受け継ぐ京加賀友禅の工房・清染居さんの作。工房を主宰するのは為二さんの次男・清二さんに嫁がれた上野街子さん。ほんのりと香る品の良い女性らしさは、この方が育て上げた清染居の個性ですね。帯合わせも幅広くお楽しみいただける一枚、気軽な集まりから少し改まったお席まで、様々な場面で活躍してくれることと思います。