銀座【着物3503】本場夏塩沢 赤墨色 割付文寄せ (反端 証紙付)
銀座【着物3503】本場夏塩沢 赤墨色 割付文寄せ (反端 証紙付)
赤墨色が近いでしょうか、深い焦茶系の地に灰茶色の繊細な絣で紗綾型や麻の葉、亀甲など様々な割付文を手綱取りのかたちに置いた、本場夏塩沢の着物です。新潟県の塩沢地方は、古来越後上布や塩沢紬、本塩沢など上質な織物の産地として知られていますが、長い歴史に培われたこの地の技術を生かして明治期に織り始められた夏の絹織物が夏塩沢。経糸緯糸共に強い撚りを掛けた駒糸を用いてさっくりと織り上げられたお品は、程良い張りとしゃり感を備えており、肌に付かず涼しく風を通し、爽やかな着心地を約束してくれます。高度な技術を持つこの地ならではの精緻な絣模様がふわりと透ける薄布に乗っているさまは、見惚れてしまうような美しさですね。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。