銀座【着物3512】本場黄八丈染 夏黄八 縞 着物(反端 証紙付)
銀座【着物3512】本場黄八丈染 夏黄八 縞 着物(反端 証紙付)
本場黄八丈の命とも言えるものが染め。刈安、椎、マダミを材として数十回も繰り返される丹念な染めによって、金茶、樺、黒の三色の美しく堅牢な色が生まれます。こちらは黄八丈独特の染めを施した糸を用いた薄もの、夏黄八丈の着物で、糸染めは八丈島の伝統工芸士 西條吉広さんが行い、製織の技術に優れた小千谷にて織り上げられています。深い黒と輝くような金茶、そしてこっくりとした樺色と黄八丈を織り成す三色の全てを用いた一枚。緯糸には黒、緯糸に黒と樺、金茶をバランス良く配した繊細な縞の景色は、シンプルながらとてもモダンな印象ですね。白い襦袢をほんのりと透かす濃地の薄物ならではの涼感が際立つお品、きりりと冴える黄八丈自慢のお色目はそれぞれ、袷の黄八丈よりもややマットで落ちついた印象となっていますので、お召しになる方や年齢を選びません。季節の染め帯や素材感のある八寸などを合わせて、夏の強い陽射しに映える凛として風情ある装いをお楽しみくださいませ。