
銀座【帯4362】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 九寸名古屋帯(反端 証紙付)
銀座【帯4362】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 九寸名古屋帯(反端 証紙付)
柔らかな繊維を採るために、原料の糸芭蕉を3年もの間大切に育てることから始まる芭蕉布作り。繊維を取りだし細く裂き、糸を績み…昔ながらの方法で時間や手間を惜しまずつくられる布は、その伝統的な技術が国の重要無形文化財に指定されています。こちらはナチュラルなベージュの地に琉球藍による深い藍色によって特有の絣模様、ジンコービーマーに眉引トゥィグワーが織り出された九寸名古屋帯。マユビチーと呼ばれる小さな菱型を3つ繋げた鳥のかたちのなんと微笑ましいことでしょうか。芭蕉布らしい素朴な布味と生き生きとした絣の愛らしさが、夏の強い陽射しにも負けない印象的な後姿をつくり出してくれますね。平良敏子さんをはじめとする方々が大変なご苦労を重ねて護ってこられた、沖縄の宝もの。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。