銀座【帯4388】麻地染名古屋帯 抹茶色 流水に撫子の図(余り布 紙札付)
やや色を薄めた抹茶色が近いでしょうか、鈍い黄緑系の色に染められた生平麻地に、涼やかな流水と共に萩や撫子が描かれた夏の染め名古屋帯です。定番的な秋草文ですが、やや大ぶりの花のかたち、小さく疋田を詰めた表現、ほっそりと添えられた銀彩に品の良い甘さや華やかさがありますね。落ち着いたお色目ながら個性を感じさせる地色は装いの効かせ色としても存在感があり、夏の小紋や上布、夏紬などの装いを清々しく、そして風情豊かに引き立ててくれることと思います。夏の気軽なお出かけにいかがでしょうか。