
銀座【着物3561】米沢新田製 着物「紅重ね太子間道」(反端 証紙付 胴抜き仕立て )
銀座【着物3561】米沢新田製 着物「紅重ね太子間道」(反端 証紙付 胴抜き仕立て )
経緯糸に用いたこっくりとした黄色の濃淡色と灰桜色を不規則な格子状に配し、所々薄墨色を横段に添えた胴抜き仕立ての紬着物です。平織によろけ織を取り入れることで美しい彩りをのせた縞が緩やかに揺れて、より柔らかく優しい景色が生まれていますね。こちらは紅花を始めとする草木染めの上質な紬の織り元として知られる、米沢の新田工房さんの作。お得意とする紅花染による明るい黄色と可愛らしいピンクの二色の朗らかな格子が、着る人を爽やかに引き立ててくれることと思います。ぎりぎりまで裏地を省いた胴抜き仕立てですので、昨今の気候ではより長い期間活躍してくれそうですね。上質な真綿糸ならではの軽くふっくらとした風合いを実感いただける着心地良い一枚、秋の陽に映える心弾む装いをお楽しみくださいませ。