銀座【着物3571】羽田登喜作 単衣 訪問着 水柿色 露芝に秋草文(落款入)

銀座【着物3571】羽田登喜作 単衣 訪問着 水柿色 露芝に秋草文(落款入)

水柿色が近いでしょうか、やや灰みがかった明るいサーモンピンク系の地に、小さな露をのせてふっさりと茂る芝に重ねて、菊花に撫子などの秋草文が華やかに描かれた正統派古典意匠の単衣訪問着です。こちらは友禅の人間国宝・羽田登喜男さんを祖父として生まれ、幼少期から恵まれた環境で友禅に親しんで来られた羽田登喜さんの作。加賀友禅と京友禅の双方の長所を生かした作品作りで知られる羽田友禅ですが、所々に見える虫食いの葉などにその特徴が見受けられ、訪問着らしい贅沢な柄置きの随所に受け継がれた高い技術が光る優品です。 秋の風情を華やかに運ぶ社交着、改まったお出かけやお呼ばれにいかがでしょうか。