銀座【着物3581】ざざんざ織 単衣 着物
銀座【着物3581】ざざんざ織 単衣 着物
極太に撚ったふくよかな玉糸を用いて手機で丹念に織り上げられる個性豊かな織り、ざざんざ織の着物です。着込む程に味わいを増すどっしりとした風合いのお品、地厚ながらしなやかで皺になりにくく、袷の時期にも単衣仕立てで充分に暖かくお召し頂ける、頼り甲斐のある紬です。こちらは緯糸に遠州茶、経糸には同じ色を基調に亜麻色や千歳緑に黒を添えた縞を置いた着物。温かさのある落ち着いた赤みが優しい趣きの一枚ですね。印象がやや強くなりがちな縞紬ですが、緯糸に通した遠州茶によって全体が柔らかく調和し、コントラストが抑えられていますので、どなたにもすっと馴染んでくれることと思います。選び抜かれた太糸が創る力強い景色は帯の背景としても万能で、どのような帯を合わせてもその帯の魅力をしっかりと受け止め、引き立ててくれますね。洗練されたカジュアルスタイルを創ってくれるざざんざ織、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。