銀座【着物3602】本場久米島紬 ゆうな染 縞 (反端 証紙付)

銀座【着物3602】本場久米島紬 ゆうな染 縞 (反端 証紙付)

2004年に国の重要無形文化財にも指定された久米島紬は、琉球王府以来の技法をそのままに、糸染めから織りまでの工程の殆ど全てを織り手が一人でこなす、紬の原点ともいえる織物ですね。こちらはやや明度を上げた薄墨色が近いでしょうか、透明感のある淡いグレイが美しいゆうな染めの着物。独特の清々しい彩りを背景に、草木を染料に用いた利休白茶や辛子色の縞を、ほんのりと暈しながら並べたシンプルなお品です。緯糸を重ねることでそれぞれの縞の色が柔らかく溶け合う景色は、色の美しさとも相俟ってとても上品でモダンな印象ですね。季節の染め帯や工芸色豊かな八寸などを合わせて、現代の久米島ならではの洗練された装いをお楽しみ下さいませ。