銀座【帯4478】日本工芸会正会員 釜我敏子作 紬地 型絵染 名古屋帯(落款入)

銀座【帯4478】日本工芸会正会員 釜我敏子作 紬地 型絵染 名古屋帯(落款入)

日本工芸会正会員 釜我敏子さんの作品から、紬地に藍と生成の二色でモダンな麦のモチーフを表現した型絵染の名古屋帯です。釜我さんは、木版摺更紗で知られる鈴田照次さんの型絵染作品との出会いからその世界に魅了され、長板中形の松原染織工房さんで技術を磨いた方。野に咲く花木の楚々とした美しさを、澄み切った色調と繊細な型構成によってエレガントに表現なさっています。淡彩を駆使した水彩画のような透明感のある世界がこの方の作品のイメージですが、こちらは少し趣きの異なる一点。藍と柔らかな白できっぱりと染め分けられた力強い麦の姿には豊かな生命力が充ち満ちており、着る人にも元気を分けてもらえそうですね。作家作品ならではの確かな存在感が光る優品、紬や小紋などの装いにいかがでしょうか。