銀座【帯4508】西陣 紋屋井関製 袋帯

銀座【帯4508】西陣 紋屋井関製 袋帯

室町期より御寮織物司として宮中の装束などを手掛けてこられた紋屋井関さんは、今も西陣屈指の歴史を誇る名門機屋として上質な帯をつくり続けておられます。こちらはやや明度を上げた蝋色が近いでしょうか、黒近くまで色を深めたグレイ系の地に金銀糸に灰青や白鼠、桜鼠などの淡彩を添えて、連珠文に鳳凰、枝葉をくわえた水鳥が細やかに表現された格調高い袋帯。金銀糸の煌めきに優しい彩りを添えた景色は、フォーマルなお席に相応しい重みを備えながらも主張を抑えた静かな趣きがあり、合わせる着物の色柄を選びません。お茶席などの改まった場面から晴れやかなパーティなど様々な場面で活躍してくれることと思います。締め心地の良さや軽さにも定評のある紋屋井関さんの帯、今回ご紹介するお品も薄手ながら打ち込みが良く、さらりとして張りのある地風です。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。