銀座【着物3659】本場久米島紬 泥染 絣文(反端付)
銀座【着物3659】本場久米島紬 泥染 絣文(反端付)
古来の技法をそのままに図案から染め、織りまでの工程の殆どを織り手一人でこなす久米島紬は、日本の紬織の原点とも言われており、その技術は 2004年に国の重要無形文化財に指定されています。最近では島に自生する草木を染料に用いた様々なお色目のものが制作されていますが、こちらは最も久米島らしい泥染めによる着物。色の底にほんのりと赤みを含んだ優しい黒の地に、島独自の染料で染められた黄みや赤みを帯びた茶系の糸で、シンプルな十字の幾何文やトゥイグワーやカキジャーなど、お馴染みの琉球らしい絣柄がすっきりと織り込まれています。やや大きめに表現された絣が微笑ましさを誘う温かな趣きのお品、どなたにも久米島紬らしい力強い個性をお楽しみ頂けることと思います。日本人の肌の色に最も美しく映えると言われる泥染めの黒、ぜひこの機会にお顔映りをお確かめ下さいませ。