銀座【着物3664】日本工芸会正会員 藍田正雄作 江戸小紋 道中着(落款入 畳紙 反端付)

銀座【着物3664】日本工芸会正会員 藍田正雄作 江戸小紋 道中着(落款入 畳紙 反端付)

色を深めた羊羹色が近いでしょうか、色の底にごく僅かな緑みを感じさせる深いグレイの地に極細の縞を置いた江戸小紋の道中着です。こちらは江戸小紋の第一人者として素晴らしい作品の数々を遺された日本工芸会正会員・藍田正雄さんの作で、伊勢型引彫の人間国宝 児玉博さんの型を用いた極型の毛万筋。名人お二人の究極の職人技が揃って初めて手にすることができる、贅沢なダブルネームの一枚です。整然と並ぶ極細の縞が寸分の狂いも無く染め上げられた景色は、背筋が伸びるような心地良い緊張感を備え、ドレッシーな紬から小紋などの装いを凛と引き締めてくれそうですね。このような逸品が着物ではなく道中着として仕立てられていることに驚かされますが、これからの季節の必需品ですからお着物よりも活躍の機会は多いかもしれませんね。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。銀座むら田さんの扱いです。