
銀座【着物3672】本場久米島紬 泥染 縞に絣文
銀座【着物3672】本場久米島紬 泥染 縞に絣文
古来の技法をそのままに図案から染め、織りまでの工程の殆どを織り手一人でこなす久米島紬は、日本の紬織の原点とも言われており、その技術は 2004年に国の重要無形文化財に指定されています。最近では島に自生する草木を染料に用いた様々なお色目のものが制作されていますが、こちらは最も久米島らしい泥染めによる着物。仄かに茶みを含んだ優しい黒の地に、トゥイグワーやトーニーなどお馴染みの琉球絣柄がほっそりとした竪縞に絡めて丹念に織り込まれています。やや小ぶりの愛らしい絣は帯合わせもし易く、お召しになる方や年齢を問いませんので、どなたにも久米島紬らしい温かな個性をお楽しみ頂けることと思います。日本人の肌の色に最も美しく映えると言われる泥染めの黒、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。