銀座【帯4535】読谷山花織 名古屋帯（反端 証紙付）
銀座【帯4535】読谷山花織 名古屋帯（反端 証紙付）
数ある沖縄の染織品の中でもその可憐な美しさが印象的な読谷山花織。かつては琉球王朝の御用布として織り継がれながらも明治半ばには衰退し途絶えかけていたこの織物を、戦後故 与那嶺貞さんが大変な苦労の末に復元し、今に繋いでいます。こちらは明度を落とした葡萄茶色が近いでしょうか。深いバーガンディ系の紬地に、赤白橡と絹鼠色を主調としてすっきりとシンプルな幾何文様が表現された名古屋帯。良く目にする伝統的な読谷山花織の色柄とはまた趣きが異なる、はっとするほどにモダンな印象のお品ですね。可愛らしさからさらに一歩踏み出した景色が大人の洗練を感じさせるお品。上質な紬や作家作品などに合わせて、人の手と時間が存分にかけられた沖縄の織物ならではの力強い個性をお楽しみくださいませ。