銀座【着物3699】上野工房製 訪問着 利休白茶色 手綱暈しに四季折々の花の図

銀座【着物3699】上野工房製 訪問着 利休白茶色 手綱暈しに四季折々の花の図

利休白茶色が近いでしょうか。淡いグレージュ系の地にほんのりと洗柿色を手綱暈かしに置き、松や梅、女郎花に桔梗、菊花に楓、網干や葦、桜など四季折々の花木が繊細な筆と落ち着いた色調で表現された訪問着です。こちらは友禅染の技術で重要無形文化財保持者に認定された上野為二さんの作風を汲み、茶屋辻など端正な風景を中心とする精緻な糸目友禅の作品を究極の技術をもって世に出しておられる名門 上野家の工房作。極細い糸目で丹念に表現された優美な表情の花木が所狭しと並べられた贅沢な構成ながら、古典美を極めた洗練された世界は華美な印象とはならず、香るような気品が着る人を静かに包んでくれることと思います。どのような場面でも安心してお召しいただける一枚、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。