銀座【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね(反端 証紙付)

銀座【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね(反端 証紙付)

少し枯れた味わいのある黒色の地に亀甲絣に蚊絣などを使い別けて、色紙重ねのように二つの長方形を重ねた本場結城紬です。シンプルな幾何文の飛び柄ですが、中央から放射状に広がる絣の構成が硬質でモダンな景色を創り出しています。経糸緯糸共に真綿から丹念に手でつむぎ出された糸を用い、絣を括って染め上げ、地機でしっかりと織り上げられる本場結城紬、その技術は国の重要無形文化財にも指定されています。全て手仕事による幾多の工程を経て生まれる最高峰の紬、その真綿の特質をそのまま残した優しい着心地は、たくさんの方の手間暇惜しまぬお仕事が積み重ねられてこその恩恵ですね。穏やかな黒にすっきりと洗練された幾何文ですので、合わせる帯を選ばず、どなたにもすっと寄り添ってくれることと思います。ふんわりと軽く、それでいて暖かく着る人を護ってくれる本物の結城紬、水を通し長く着込む程に真綿へと戻って行くといわれる極上の着心地を、ぜひこの機会にお確かめ下さいませ。