銀座【帯4600】帯匠 誉田屋製 袋帯

銀座【帯4600】帯匠 誉田屋製 袋帯

檳榔子染色が近いでしょうか。綾織りの目がすっと走る灰みの深い茶系の地に、華やかに装飾された菱文や唐花文が整然と並べられた袋帯です。金銀糸にラメ糸による複雑な煌めきを重ねた景色には、グリーン系やブルー系、ピンク系など様々な色味が仄かに浮かび、光の加減や角度によって細やかに変化する重厚華麗な表情が生まれています。こちらは帯問屋として京で280余年の歴史を持ち、卓越した染織技術から生まれる個性的な帯で名高い老舗・誉田屋源兵衛さんの作、さらりと使いこなされた贅沢な素材がつくる独特の質感、古典的でありながらも新鮮な存在感は、やはり誉田屋さんの帯ならではのもの。色無地から訪問着など晴れやかなお席の装いにいかがでしょうか。