銀座【着物3732】本場久米島紬 泥染 絣文(証紙付)

銀座【着物3732】本場久米島紬 泥染 絣文(証紙付)

古来の技法をそのままに図案から染め、織りまでの工程の殆どを織り手一人でこなす久米島紬は、日本の紬織の原点とも言われており、その技術は 2004年に国の重要無形文化財に指定されています。最近では島に自生する草木を染料に用いた様々なお色目のものが制作されていますが、こちらは最も久米島らしい泥染めによる着物。色の底にほんのりと赤みを含んだ優しい黒の地に、島独自の染料で染められた鈍い辛子や赤みを帯びた茶系の糸で、シンプルな幾何絣がすっきりと織り込まれています。遠目からは整然と並ぶ小さめの絣が煌めく星のようですね。どこか懐かしい温かみを備えながらも、帯合わせ次第ではモダンな着こなしもお楽しみいただけそうです。しっかりと着込まれており、柔らかくとても滑らかな風合いのお品、どうぞお手に取ってご覧くださいませ。