銀座【着物3741】千總製 訪問着 霞色 折々の花木の図(落款入 西武扱い)
霞色が近いでしょうか、灰味を帯びた淡い紫系の地に所々暈かしと共に亜麻色を挟み、松竹梅に菊花や橘、楓に萩や杜若など四季折々の花木を鄙びた家屋に添えた訪問着です。柔和な色遣いに金彩や刺繍が上品な華を添えて、茶屋辻調の優美な風景文が細やかに表現されていますね。こちらは創業460余年を誇る京友禅の名門・千總さんの作。指折りの老舗が手掛けた正統派古典意匠の社交着はどなたにも好感度が高く、お呼ばれから式典など様々な場面で安心してお召し頂けることと思います。お探しの方、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。