銀座【着物3812】千總製単衣繍一ッ紋訪問着梅鼠色春秋の花々の図（落款入反端付）

極細い縞状の地紋が入った梅鼠色を背景に紫陽花や朝顔、百合に女郎花、野菊に鉄線、立葵に撫子など初夏から秋を象徴する多彩な花々が妍を競う単衣の訪問着です。湊鼠や潤色、青白橡など上品な中間色で彩られた花たちの優美な姿が印象的なお品、女性らしい甘さを感じさせる色構成を深い紫や明るい淡黄がすっきりと引き締めています。正統派古典の典雅な趣きを備えながらも、モダンな個性を程よく溶け込ませた一枚。創業460余年を誇る京友禅の名門・千總さんらしい確かな技術と感性が創る社交着は、どのようなお席でも安心してお召しいただけることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。