
銀座【着物3814】本塩沢 単衣 銀鼠色 蚊絣(反端 証紙付)
銀座【着物3814】本塩沢 単衣 銀鼠色 蚊絣(反端 証紙付)
やや明度を上げた銀鼠色が近いでしょうか。ごく淡いグレイの地一面に黒の絣を敷き詰めた本塩沢の単衣着物です。塩沢御召の名でも親しまれている本塩沢は、緯糸に強い撚りをかけることで独特のしゃり感を生み出すシボを創ります。現在では本塩沢と呼ばれる織物は手のかかる経緯絣から離れ、伝統的工芸品に指定されるものは少なくなってしまいましたが、今回のご紹介は右撚りと左撚りの強撚糸を使い別けながら精緻な絣合わせがなされた、熟練の手技による伝統的工芸品指定のお品。塩沢のような伝統ある織物産地ならではの高度な技術が冴える一点です。シンプルな蚊絣は帯の背景としても万能ですし、程良い張りを備え、さらりとして肌に付かない爽やかな着心地は、単衣でお召し頂けばよりその快適さを実感頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。