銀座【帯4706】しな布地 藍染八寸名古屋帯

銀座【帯4706】しな布地 藍染八寸名古屋帯

空五倍子色が近いでしょうか。しなの繊維そのものの色を残したナチュラルなベージュの地に深い藍色の染めで、梅や笹、杜若と思しき花や四弁花などの丸文が表現された八寸名古屋帯です。古代布の一つとして知られるしな布は山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれている稀少な織物。しなの木の硬い樹皮を長い時間と手間をかけて糸に績み、手機で織り上げる布は丈夫で水にも強く、野趣豊かな風合いは夏の帯地としてもとても魅力的ですね。しな布ととても相性の良い藍の色が象る洒脱なモチーフが、力強い布の個性をよりくっきりと引き立てるお品、上布や夏織物に合わせて夏ならではの風情ある装いをお楽しみ下さいませ。