銀座【着物3826】宮古麻織 灰青色×濃藍色 縞(反端 ラベル付)

銀座【着物3826】宮古麻織 灰青色×濃藍色 縞(反端 ラベル付)

沖縄 宮古島では経緯手績みの糸が用いられる「宮古上布」だけでなく、その高度な技術を活かして、一部にラミー(紡績苧麻糸)を使用した「宮古苧麻織」や「宮古麻織」、経糸には木綿糸、緯糸にラミーを配した「宮古織」が製織されています。今回のご紹介は宮古麻織のお品、ラベルには緯糸は手紡苧麻糸、染色は藍と記載された上質な麻着物です。経糸には濃藍色とごく淡い亜麻色を規則的な縞に置き、緯糸には濃藍色を通したシンプルな景色が清々しい一枚、色のコントラストが程よく抑えられており、麻独特の質感とも相俟って粋に走らない落ち着いた表情が生まれていますね。しっかりとした地風ですので細かな気遣いなくお召しいただけますし、ベイシックな藍の縞は合わせる帯を選びません。繊細でエレガントな宮古上布とはまた趣きが異なる、凛として爽やかな装いをお楽しみくださいませ。