
銀座【着物3851】本場久米島紬 草木染 縞(反端 証紙付)
銀座【着物3851】本場久米島紬 草木染 縞(反端 証紙付)
やや彩度を落とした利休白茶色が近いでしょうか。仄かな緑みを含んだ淡いベージュ系の地に、やや明度を上げた鶸茶色と 灰茶色の縞がほんのりと浮かぶ、本場久米島紬の着物です。古来の技法そのままに図案から染め、織りまでの工程の殆どを織り手が一人でこなす久米島紬は日本の紬織の原点とも言われ、2004年にその技法が国の重要無形文化財に指定されています。従来は泥染めによる黒地のお品が中心でしたが、近年では染料となる植物が自生する恵まれた条件を生かし、多彩な草木染めの作品が生まれていますね。こちらもそんな現代的な久米島紬の魅力が光る一枚、コントラストを抑えた穏やかな配色が創る品の良い景色はどなたにも着こなし易く、合わせる帯を選びません。上質な真綿紬糸によるふっくらとした風合い、すっと身に寄り添ってくれる軽やかな着心地をどうぞお楽しみくださいませ。