銀座【着物3873】本場黄八丈染 夏黄八 着物(反端 証紙付)

銀座【着物3873】本場黄八丈染 夏黄八 着物(反端 証紙付)

本場黄八丈の命は美しく堅牢な染め。刈安、椎、マダミを材として数十回も繰り返される丹念な染めによって、金茶、樺、黒、この伝統の三色が生まれます。こちらは黄八丈独特の染めを施した糸を用いた薄もの、夏黄八の着物。糸染めは八丈島の伝統工芸士 西條吉広さんが行い、製織の技術に優れた小千谷にて織り上げられています。穏やかな黒と輝くような金茶、そしてこっくりとした樺色と黄八丈を織り成す三色の全てが用いられており、緯糸には黒、経糸に黒やグレイ、金茶と樺色をバランス良く配した繊細な縞の景色は、シンプルながらとてもモダンな印象ですね。白い襦袢をほんのりと透かす際立った涼感は、濃地の薄物ならではのもの。きりりと冴える黄八丈自慢のお色目はそれぞれ、袷の黄八丈よりもややマットで落ちついた印象となっていますので、お召しになる方や年齢を選びません。季節の染め帯や素材感のある八寸などを合わせて、夏の強い陽射しに映える凛として風情ある装いをお楽しみくださいませ。