
銀座【帯4863】帯匠 誉田屋製 袋帯 黒色 撥鏤文
銀座【帯4863】帯匠 誉田屋製 袋帯 黒色 撥鏤文
黒色の地を撚金糸を絡めた桔梗鼠色や辛子色、麹塵色に白色で短冊状に別け、捻りながら織り込まれた平箔の銀糸や金銀の撚糸など多様な糸を用いた精緻な織りで、宝相華や鴛鴦、花喰鳥や草花文が細やかに表現された袋帯です。正倉院蔵の紅牙撥鏤(こうげばちる)尺の意匠を思わせる繊細なモチーフが、洗練された色と共に気品豊かに浮かび上がるお品。こちらは帯問屋として京で280余年の歴史を持ち、卓越した染織技術から生まれる個性的な帯で名高い老舗・誉田屋源兵衛さんの作品です。様々な金属糸が織りなす複雑な煌めきが陰影豊かな景色を作る格調高い一点、古典的でありながらも斬新な存在感は、やはり誉田屋さんの帯ならではのものですね。色無地から訪問着など晴れやかなお席の装いにいかがでしょうか。