銀座【着物3943】千總製 染三ッ紋 色留袖 茶鼠色 松枝の図(畳紙付)
銀座【着物3943】千總製 染三ッ紋 色留袖 茶鼠色 松枝の図(畳紙付)
白く抜いた紋を背に、堂々たる裾模様を従える留袖の装いは、日本の第一礼装として世に誇るべきもの。式典を彩る重厚な華としての大切な役割も担っていますね。こちらはやや明度を落とした茶鼠色が近いでしょうか、落ち着いたグレージュ系の地に見事な松の老木が伸びやかに描かれた、格調高い染三ッ紋の色留袖です。墨絵のように淡く描かれた枝葉のシルエットに重ねて、金糸や仙斎茶、岩井茶に枯茶などの色糸を用いた精緻な刺繍が施されたお品。由緒ある古寺の襖絵を思わせる迫力ある画に、贅沢な刺繍が深い奥行きを与える逸品です。創業460余年を誇る京友禅の老舗・千總さんの作、染めや繍いの丁寧な仕事は、染繍の様々な工程それぞれに熟練の技術を持つ専属の職人が伝統を引き継いできた指折りの老舗ならでは。気品あふれる静謐な景色に包まれて、どのようなお席にも安心な風格ある正装をお楽しみ頂けることと思います。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。