銀座【着物3948】琉球花織 着物

銀座【着物3948】琉球花織 着物

黒に近いほどに色を深めた褐色が近いでしょうか。僅かな紫みを含んだ灰みの青の地に絣や杢糸の格子を置き、間には華やかな彩りが小さな星のように瞬く幾何文が、精緻な緯浮花織によって表現された着物です。沖縄には読谷山、首里、南風原、与那国や知花など各地に花織が伝えられており、技法が重なる部分もありますので証紙が無い場合には断定はいたしかねますが、こちらはモチーフの密度や構成などから読谷山花織と思われる美しいお品。工芸色豊かな沖縄の染織品は、どの産地のものであっても丁寧な手仕事による景色に心和む温かさを感じますが、花織独特の清楚な可愛らしさはやはり特別なものがありますね。着る人や年齢を選ばず長くご愛用頂ける名品、この機会にいかがでしょうか。