銀座【着物4073】芝崎圭一作 着物 柴染色 無地(反端 紙札付)

銀座【着物4073】芝崎圭一作 着物 柴染色 無地(反端 紙札付)

父である芝崎重一さんと共に、拘り抜いたものづくりを続けておられる群馬県伊勢崎在住の染織作家・芝崎圭一さんの作品です。芝崎重一さんは、糸に負担をかけぬよう、繭から丁寧に手で引き上げた赤城の座繰り糸を用い、天然染料による染め、高機による手織りによって、美しさ、そして着心地の良さを長年追究してこられた方。その真摯な姿勢を継承なさる圭一さんも、確かなお仕事による魅力的な品々を製作なさっています。こちらはやや色を深めた柴染色が近いでしょうか。紙札には「胡桃」とされていますが、私共が参考としております「和色大辞典」の胡桃色と比較しますと僅かに赤みが少なめの印象の、温かみのある茶系のお色目です。紬糸と異なり座繰り糸による紬はより滑らかで光沢があり、ドレッシーな趣きですので、合わせる帯も着用の機会もより幅広くお楽しみ頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。