銀座【帯5166】日本工芸会正会員 藍田正雄作 絽塩瀬地 染名古屋帯(落款入 余り布付)
銀座【帯5166】日本工芸会正会員 藍田正雄作 絽塩瀬地 染名古屋帯(落款入 余り布付)
江戸小紋の第一人者として、究極の職人技が光る素晴らしい着物や帯を遺された、日本工芸会正会員 藍田正雄さんの作品です。こちらは練色の地に青鈍色の濃淡色によって、ほんのりと水紋のような景色が浮かび上がる絽塩瀬地の染名古屋帯。藍田さん独自の板引き杢と呼ばれる技法によるお品で、繊細な万筋の型を部分的に僅かにずらすことで生まれるモアレが、揺らめく霞や水面、木の杢目を思わせる幻想的な景色を創ります。一見シンプルながら、高度な技術を駆使した丹念な仕事ならではの品格が光る一点。規則的に絽目が入ることで景色に端正なリズムが生まれていますね。微かに揺れているようなエレガントな水紋は清涼な風を感じさせ、柔らかな淡彩は合わせる着物の色柄を選びません。夏紬や絽の小紋などに合わせて、モダンな夏の装いをお楽しみくださいませ。