銀座【着物4223】本場久米島紬 ゆうな染 絣 着物
銀座【着物4223】本場久米島紬 ゆうな染 絣 着物
2004年に国の重要無形文化財にも指定された久米島紬は、琉球王府以来の技法をそのままに、糸染めから織りまでの工程の殆ど全てを織り手が一人でこなす、紬の原点ともいえる織物ですね。こちらは銀鼠色が近いでしょうか。透明感のある淡いグレイが美しいゆうな染めの着物。穏やかな絹の光沢が生きる独特の清々しい彩りを背景に、草木を染料とした黒みがかった茶色ですっきりと十字絣を並べた、シンプルモダンな表情のお品です。泥染めの穏やかな黒も趣深いものですが、ゆうな染めの澄んだお色は秋口や春先にはとりわけ美しく映えることと思います。季節の染め帯や工芸色豊かな八寸などを合わせて、現代の久米島ならではの洗練された装いをお楽しみ下さいませ。