銀座【着物4248】本場結城紬 単衣 白茶色 雪輪散らし(反端付)

銀座【着物4248】本場結城紬 単衣 白茶色 雪輪散らし(反端付)

白茶色と亜麻色が近いでしょうか。淡いベージュ系の仄かな濃淡の暈しを手綱のように配し、重ねて精緻な亀甲絣でかたどった雪輪文を散らした本場結城紬の単衣着物です。一般的な無地場を背景としたお品とは異なる繊細な景色は、さざ波のようにも見える揺らぎが美しく、独特の奥行きを感じますね。また画像でもご覧いただけますように、こちらは綺麗に並ぶ亀甲絣がとりわけ整っており、制作に関わった方の技術の高さがうかがわれる優品です。本場結城紬は真綿から人の手でゆっくりとつむがれた特別な糸を経緯に用い、熟練の技術を持つ方々の手間暇を惜しまぬ丹念な仕事によって生み出される贅沢な織物。あらゆる工程で丁寧な手仕事を尽くすことで、ふっくらと軽く暖かく、奥深い光沢を備えた絹という素材の素晴らしい特質が余すところなく引き出された布は、着込む程に真綿に戻ってゆくといわれ、多くの方から愛され続けていますね。単衣でお召しになることで、その極上の着心地をより身近に実感いただけることと思います。お探しの方、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。