銀座【着物4280】白鷹御召 白色 七宝繋ぎ文(反端 証紙付)

銀座【着物4280】白鷹御召 白色 七宝繋ぎ文(反端 証紙付)

米沢・長井・白鷹など山形県の置賜地方は米沢藩の頃からの織物産地として知られ、この地の紬は置賜紬として伝統的工芸品にも指定されています。その一つが板締小絣で知られる白鷹御召、強撚糸を用いることで生まれる細やかなシボが特徴の絹織物です。現在ではこの布を製織なさる機屋さんも2軒のみとのことで、とても稀少なお品となってしまいました。こちらは僅かに灰黄みを含んだ柔らかな白の地に板締めによる高度な絣の技術を駆使して、亀甲絣と蚊絣を組み合わせた七宝繋文が一面に敷き詰められた着物です。一見シンプルな割付文ながら、端正な絣の景色やさらさらとした心地良いシボがつくる陰影豊かな表情には、丹念な仕事を尽くしたお品ならではの確かな力を感じますね。合わせる帯を選ばず、着る方の個性に合わせた様々な着こなしをお楽しみ頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。