銀座【帯5455】西陣製唐織袋帯「立涌四君子」（新品反端付帯の岩田扱い）

象牙色が近いでしょうか。紗綾菱菊の地紋が浮かぶ仄かに灰黄みを含んだオフホワイトの地に緩やかな立涌文を置き、赤香色や桑色、灰緑色に滅紫色、橡色など穏やかな中間色に繊細な金糸を添えて、植物の中でもその気高い美しさから四君子として讃えられる蘭、竹、菊、梅の花葉が表現された袋帯です。典雅な華を感じさせるふっくらとした絹糸の光沢は、上質な唐織ならではのもの。静かなお色目やさりげない金糸のあしらいにも一歩控えた品の良さがあり、お茶の席など改まった場面の装いを格調高く引き立ててくれることと思います。名門帯の岩田さんの扱い。早春のお呼ばれにいかがでしょうか。