銀座【着物4401】薩摩絣 濃藍色 立涌文

銀座【着物4401】薩摩絣 濃藍色 立涌文

黒みを帯びた深い濃藍色の地に、明るい藍色の蚊絣や白に近い淡い藍白色による亀甲絣を細やかに使い分けて、ゆったりと立涌文を表現した薩摩絣の着物です。正藍染によって染め上げた落ち着いた藍のいろ、精緻な絣の技術から生まれる景色は、木綿素材の素朴な味わいを残しながらも、手間暇を惜しまぬ仕事から生まれた布ならではの確かな風格を感じさせます。極細い番手のエジプト木綿糸を用いて手機で丹念に織り上げられる薩摩絣は、木綿織物の最高峰として名高い布。滑りが悪く湿度でも狂いが出やすい木綿糸の難しさを、東郷織物の永江明夫さんが長年の研究の末に乗り越え完成させた織物で、木綿の認識を覆すような滑らかな風合いと洗練された表情で私たちを魅了しますね。こちらは少し以前のお品でしょうか、ごく僅かに厚みのある質感がより木綿らしい温かみを伝えてくれる一枚。季節の染帯や工芸的な八寸など様々な帯合わせで、贅沢なカジュアルスタイルをお楽しみくださいませ。