銀座【帯5518】人間国宝 北村武資作 袋帯

銀座【帯5518】人間国宝 北村武資作 袋帯

長年西陣で古代の織物の研究を重ね、培った高度な技術によって羅や経錦などの上代裂を今の時代に蘇らせたことで知られる、人間国宝 北村武資さんの袋帯です。今回のご紹介は、銀糸煌めくごく小さな入子菱文を背景に鴇色に白色、金銀糸を組み合わせて、松竹梅をモチーフとした端正な意匠を並べた華麗な煌彩錦のお品。2011~2012年に開催された大規模な展覧会の図録には、同じ柄構成で経錦の技法による丸帯が掲載されています。松竹梅それぞれの要素が一つのかたちとして見事に図案化されており、色数を抑え金銀糸を効かせた清浄な世界が実に印象的ですね。緻密な織りによる確固として揺るぎのない表情、磨き抜かれた構図には、和洋を超えたモダンな洗練が感じられ、上品な甘さを含んだ晴れやかなお色目が、紋付や訪問着など改まった場面やお祝いのお席の装いを、気品豊かに引き立ててくれることと思います。この機会にどうぞお手に取ってご覧くださいませ。