銀座【帯5564】しな布地 染八寸名古屋帯 

銀座【帯5564】しな布地 染八寸名古屋帯 

紅樺色が近いでしょうか。くすんだ赤みの茶に染め上げた地に、草葉に留まる小さな虫たちをのぞかせた丸窓が並ぶ染めの八寸名古屋帯です。トンボとホタルでしょうか。叢に隠れるようにひっそりと佇む姿が、微かな彩りを添えてさらりと描かれていますね。こちらは縄文期までその歴史を遡ることができる古代布の一つとして知られる、しな布を染め下地に用いたお品。山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれている稀少な織物であるしな布は、しなの木の硬い樹皮を長い時間と手間をかけて糸に績み、手機で丹念に織り上げられます。丈夫で水にも強く、さっくりとして野趣豊かな布味は夏の帯地としてもとても魅力的ですね。強い張りのある力強い布に繊細な染めが施された、涼感あふれる夏帯の優品。上布や個性ある夏織物の装いにいかがでしょうか。