銀座【帯5600】しな布 八寸名古屋帯

銀座【帯5600】しな布 八寸名古屋帯

狐色が近いでしょうか。木の皮の繊維そのもののナチュラルな色や、素朴な糸の質感がとても味わい深い、しな布の八寸名古屋帯です。しな布は縄文期までその歴史を遡ることができる古代布の一つ。現在では山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれている稀少な織物です。しなの木の硬い樹皮を長い時間をかけて糸に績み、丹念に織り上げられた布は丈夫で水にも強く、さっくりとして野趣豊かな布味は夏の帯地としてもとても魅力的ですね。今回のご紹介は整った織り目が美しいシンプルな無地のお品。合わせる着物の色柄を選ばず、上布や夏織物、よそ行き浴衣など幅広い装いに重宝にお使い頂けます。お探しの方、どうぞこの機会にご覧くださいませ。