銀座【帯5653】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 九寸名古屋帯
銀座【帯5653】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 九寸名古屋帯
沖縄の風土から生まれた極上の織物 芭蕉布の名古屋帯です。三年もの時をかけて大切に育てた糸芭蕉から繊維を取り出し、細く裂き、一本一本糸を績み…伝統的な染織は例外なく苦労の多い作業が積み重ねられていますが、その中でも筆頭と思われるものが芭蕉布ですね。昔ながらの工程を守り丹精込めてつくられる布は、その技術が国の重要無形文化財に指定されています。こちらは経糸に芭蕉本来の淡い亜麻色の糸を、緯糸には琉球藍による深い藍色の糸を用いた藍コーザーと呼ばれるお品。ベージュと藍とが柔らかく溶け合う独特の地色を背景に、所々テーチ木(車輪梅)染による赤みの茶を加えた横段模様や緯絣を不規則に配した九寸名古屋帯です。昔ながらの芭蕉布の彩りを巧みに組み合わせた景色は、シンプルながらとてもモダンで洗練された印象。一面に顔を覗かせている芭蕉布ならではのごく小さな糸の繋ぎ目も、景色に豊かな野趣を添えており、惜しみなく手間暇が費やされた特別な布ならではの凛として力強い表情が、上布や夏紬の装いに一層の輝きを添えてくれることと思います。




