銀座【着物4528】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 着物
銀座【着物4528】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 着物
材料となる糸芭蕉の栽培に三年を費やし、二百本もの木から取り出した繊維を細く裂いては結んで糸をつくり、絣を括り…機にかけるまでにも長い長い時間と手間をかけ、その後乾燥に弱く切れやすい糸を丹念に手機で織り上げることでようやく布のかたちとなる芭蕉布。戦後平良敏子さんを中心とする方々の尽力で復興し、守られてきたその技術は国の重要無形文化財に指定されています。今回のご紹介はナチュラルなベージュと車輪梅(テーチ木)から得た濃い茶系の大胆な横段に、眉引き(マユビチー)でしょうか、大胆な藍の緯絣を配した着物。シンプルながら、洗練を極めた現代の芭蕉布とはまた趣きを異にする、沖縄の風土そのもののを体現しているかのような強い存在感と迫力のある構成で、どんな厳しい夏にも負けない力を運んでくれそうなお品です。独特のしっかりとした張りによって身体からふわりと離れ、熱を逃がし風を呼んでくれる清々しい布、この夏のお出かけにいかがでしょうか。




