銀座【着物4530】宮古上布 着物 麻の葉文
銀座【着物4530】宮古上布 着物 麻の葉文
薄ものが風に揺れる景色は日本の夏の風物詩。とりわけ苧麻や芭蕉など稀少な素材の布たちは、涼感あふれる夏織物の最高峰として多くの方の憧れを集めていますね。今回のご紹介は、苧麻を育てて繊維を取りだし、極細の糸を績む。絣を締めて琉球藍で染め上げ、乾燥に弱く切れやすい糸を宥めながら精緻な絣を手機で織り上げる。そんな難儀な仕事をひとつひとつ長い時間をかけて積み重ねることでようやくかたちとなる沖縄の至宝 宮古上布の着物です。手績みの苧麻糸のみで織り上げられた贅沢な布は、心許ないほどの薄さでありながら、程良く身体から離れてふわりと風を通す絶妙な張りを備え、暑気を払うような清冽な存在感を見せてくれますね。こちらは暗い鉄紺色が近いでしょうか。黒みを帯びるほどに色を深めた青を背景に、極小の絣で昔ながらの麻の葉文が表現された一枚。どなたからも愛される飽きのこないモチーフは、お召しになる方や合わせる帯を選びませんね。繊細な糸味と深い深い藍の色が冴える美しい絣、そして極上の着心地を、この機会にどうぞお手に取って確かめくださいませ。




